ぐい呑(桐箱入)
錫100%の鋳物で出来たぐい呑です。数あるぐい呑の中でもスタンダード且つ落ち着きのある形状で根強い人気がある一品です。
錫は古来より、「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属。熱伝導率が高く器自体が熱くなるため、冷酒やぬる燗などにご利用ください。一つ一つ職人が手作業で仕上げたぐい呑は、やわらかく手になじみ、どこか温もりを感じさせます。
桐箱なので贈り物にもおすすめです。
サイズ(mm) | H44 φ67 |
容量 | 90cc |
箱サイズ(mm) | H59 W89 D89 |
マテリアル | 錫100% |
能作 NOUSAKUについて
株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)と呼び、その型から取り出して出来た金属製品を鋳物(いもの)といいます。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。