底面に干支の動物をあしらった錫100%のぐい呑です。
地元高岡市で創業100年を迎える工芸品店「雅覧堂」とコラボレーションしました。
錫は古来より、「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属。水を浄化し飲み物をまろやかにするとされています。
錆びにくく朽ちにくいため縁起が良いとされ親しまれてきた錫器にふさわしい、十二支のモチーフ。
12種類をコレクションしたり、贈り物として生まれ年の干支を贈るのもおすすすめです。
サイズ(mm) | H38 φ60 |
容量 | 約60cc |
箱サイズ(mm) | H45 W85 D85 |
重さ(箱含む) | 100~120g |
マテリアル | 錫100% |
能作 NOUSAKUについて
創業100周年 - 株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)と呼び、その型から取り出して出来た金属製品を鋳物(いもの)といいます。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。