鎚目キット - ぐい呑1ヶ入
おうちで鎚目(つちめ)付けを体験できるキット
鎚目とは、ハンマーで打ち出した模様のこと。ぐい呑の表面にハンマーを打ち付けることで、世界に二つとない自分だけのぐい呑が出来上がります。
400年にわたり育まれてきた伝統的工芸品である高岡銅器の職人の技をご自宅で体験し楽しんでいただきたいという想いから、本製品を開発いたしました。錫製ぐい呑の内側にプラスチック製の製作用カップをセットし、ぐい呑の底面を中心から外に向かって、側面を底から飲み口に向かって叩いていくことで、オリジナル模様のぐい呑を作ることができます。100%の錫はやわらかく、力を入れずに鎚目付けができるため、性別・年齢を問わずにお楽しみいただけます。
世界でひとつのぐい呑を使っての「おうち呑み」。気分がふさぎ込みがちな日々の気分転換にいかがでしょうか。
セット内容 | ぐい呑:約H51 φ57 製作用カップ:H62 φ63 ハンマー:全長 142 頭部幅 50 頭径 12(mm) |
容量 | ぐい呑:60cc |
箱サイズ | H71 W122 D150 |
素材 | ぐい呑:錫100% 製作用カップ:ABS樹脂 ハンマー:ステンレス |
備考 | ※容量については、満水容量を掲載しております。 ※サイズはmmでの表記となります。 ※Hは底面から縁までの高さとなります。厚みではありません。 ※商品は全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合には個体差があります。 |
能作 NOUSAKUについて
創業100周年 - 株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)と呼び、その型から取り出して出来た金属製品を鋳物(いもの)といいます。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。