錫のぐい呑 六
六角形で安定感のある錫100%のぐい呑です。 多面体で直線的なフォルムなので、光が当たることにより陰影がくっきり映え、錫の輝きがより美しく感じられるデザインになっています。
錫は古来より、「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属。
熱伝導率が高いので、冷酒を注ぐとその冷たさを瞬時に手肌で感じることができます。冷蔵庫で器を1~2分冷やすだけで器全体がひんやりと冷たくなり、よく冷えた日本酒を一層お楽しみいただけます。
また、錫には抗菌作用があるので、食器として安心してご使用いただけます。
少量サイズなので、熟成された濃いめのお酒などをゆっくり楽しむのにおすすめです。
また、口をつける場所によってひと口で飲むお酒の量が変わるので、その日の気分やお酒の種類で自分なりの好みを見つけてください。
サイズ | H52 W45 D40 |
満水容量 | 45cc |
箱入重量 | 105g |
箱サイズ | H50 W77 D77 |
素材 | 錫100% |
備考 | ※サイズはmmでの表記となります。 ※Hは底面から縁までの高さとなります。厚みではありません。 ※商品は全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合には個体差があります。 |
セットあります
片口&ぐい呑み2点
能作 NOUSAKUについて
株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)と呼び、その型から取り出して出来た金属製品を鋳物(いもの)といいます。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。