能作 NOUSAKU 小皿 丸
食卓を彩る錫の器。
金、銀に次ぐ高価な金属として知られる錫(スズ)は、酸化しにくく 抗菌作用が強いという特性があります。
古くから「錫の器に入れた水は腐らない」や「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などと言われ 酒器や茶器などに使われてきました。
本製品は、錫(100%)の鋳物でできた小皿です。
富山県高岡市の伝統産業である「鋳物」の加工技術で培われた鋳造技術をもとに、製作しています。
熱伝導率が非常に高く、器を冷やすと食べ物の鮮度を保つことができます。
また、錫は金属の中でもやわらかく、落としても割れることがありません。
あなた専用の小皿としてご利用ください。
サイズ(mm) |
H11 φ100 |
箱サイズ(mm) |
H17 W104 D103 |
重さ(箱含む) |
155g |
素材 |
錫100% |
使用上の注意 |
-ご使用後は柔らかい布かスポンジを用いて、他の食器同様に台所用洗剤(中性)で洗ってください。
-硬いたわし等でこすらないでください。また、柔らかく傷つきやすいため、クレンザーでの研磨もしないでください。
-光沢が鈍くなってきた時は市販の金属磨きや歯磨き粉、重曹などで磨くと光沢が戻ります。
-融点が低いため、直火にかけないでください。
-電子レンジではご使用になれません。
-ティンペストの原因となるため、冷凍庫には入れないでください。
-食洗機や乾燥機には入れないでください。 |
能作 - NOUSAKU -
創業100周年 - 株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)と呼び、その型から取り出して出来た金属製品を鋳物(いもの)といいます。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。