錫の片口 六
日本酒1合の量が入る錫100%の片口です。
六角形なので置いたときはとても安定感があります。また、多面体で直線的なフォルムにより光が当たると陰影がくっきりと映え、錫の輝きがより美しく感じられるデザインになっています。
錫は古来より、「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けてまろやかになる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきた金属。
熱伝導率が高いので、冷酒を注ぐとその冷たさを瞬時に手肌で感じることができます。冷蔵庫で器を1〜2分冷やすだけで器全体がひんやりと冷たくなり、よく冷えた日本酒を一層お楽しみいただけます。
また、錫には抗菌作用があるので、食器として安心してご使用いただけます。
一旦片口に注ぐことでお酒の雑味が抜け、一層美味しくお酒を味わっていただけます。注いだ後の水きれもよいので、ドレッシング入れなどの器としてもおすすめです。
いろいろな楽しみ方をぜひ見つけてみてください。
サイズ |
H93 W88 D70 |
満水容量 |
230cc |
箱入重量 |
310g |
箱サイズ |
H82 W89 D101 |
素材 |
錫100% |
備考 |
※サイズはmmでの表記となります。
※Hは底面から縁までの高さとなります。厚みではありません。
※商品は全て手仕事で製造しているため、サイズ・容量・重さ・風合には個体差があります。 |
セットあります
片口&ぐい呑み2点
能作 NOUSAKUについて
株式会社 能作は大正5年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)と呼び、その型から取り出して出来た金属製品を鋳物(いもの)といいます。
高岡銅器は、原型師が像の元となる雛型の造型を行い、それを砂でできた鋳型に置き換えます。そして、その鋳型に溶解した銅を流し込み、型を外して研磨・着色・彫金(彫刻・象眼)といった加工を施した後、仕上げを行ってやっと製品が完成します。
それぞれの工程は分業化され、どれも卓越した技術が必要です。
能作は、こういった昔ながら鋳造技術を受け継ぎつつ、新しい素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。