THE 大椀
北大路魯山人の日月椀を再現
過去に生まれた数多くのお椀の中で、最も有名なひとつであり、名品と讃えられるのが、北大路魯山人による「日月椀」です。
日月椀は、北大路魯山人と、加賀・山中塗の名塗師である二代目辻石齋が共作した傑作。
辻家の歴史は江戸時代にまで遡ります。初代辻石齋は、木地師として出発しました。
二代目辻石齋は、明治時代に加賀蒔絵の第一人者となり、木地師、塗師としてその名を高めます。
同時に、芸術家として美食家として多彩な才能を発揮した北大路魯山人に、漆器の造形と蒔絵の指導をし、互いの感性を磨きました。
やがて二人が辻家の工房で共作したのが、名作「 日月椀」です。以降も、辻石齋の手による漆器茶道具は、三千家御用達となるなど、当代(五代)に至るまで多くの茶人の心をとらえ続けてきました。
『THE 大椀』は、当代である五代目辻石齋氏の全面協力を得て、辻石齋氏自らが作り上げた椀。
魯山人の時代に生み出された日月椀とまったく同じ形状で、製造工程もほぼ同じです。
唯一異なるのは、和紙を用いた一閑張りを施していないことのみ。栃の木を使い、 丁寧な手仕事を重ねてつくり上げています。
漆器は取り扱いが難しいと思われがちですが、普通の食器と同じように、スポンジに食器洗い用洗剤(研磨剤なし)をつけて洗っていただけます。
ただし、直火、電子レンジ、オーブン、食器洗い洗浄乾燥機等でのご使用はお控えください。
容量 |
約470ml(満水) |
重さ |
約160g |
備考 |
桐箱入り |
サイズ(cm) |
椀本体:φ12.5×7.5
蓋:φ11.8×5
全体の高さ:11.5 |
取り扱いのご注意 |
*普通の食器と同じように、スポンジに食器洗い用洗剤(研磨剤なし)をつけて洗っていただけます。
*直火、電子レンジ、オーブン、食器洗い洗浄乾燥機等でのご使用はお控えください。 |